大胆な対談・第十六部「新春放談2016」

(ま)新年あけましておめでとうございます。
(辰)めでたさも中くらいなりおらが春
(ま)なんスか、それ?
(辰)チミなんかに説明しても理解できんだろうから、あえて説明はナシ!
(ま)そんなこと言って、実は自分も良く知らないで、適当に口からでまかせ言ってんじゃないスか?
(辰)・・・
(ま)あれっ、もしかして図星っスか?
(辰)で、今日は何なんだよ?
(ま)いや、これでこの対談も16回目なんスが、今まで日付けを記してなかったもんで、何年も間があくこともあるし、いつの対談だったのかよくわかんないんスよ。
(辰)別にいいじゃないか。時事ネタの対談でもないし。
(ま)でも、やっぱりいつの対談なのかわかったほうが読者の皆さんも納得されるのではないかと思いまして、今回から年頭に対談することになりましたんで、ヨロシク!
(辰)まっ、それでもいいけどね。それだと年一回だから、あと50回くらいか…。
(ま)世界一長寿を狙ってます?
(辰)じゃあ、あと30年くらいで…
(ま)それでも平均寿命を越えてますよ。
(辰)そんなことはどーでもいーから、何の話をすればいいんだ?
(ま)いや別にテーマなんかない対談っスからね。とりあえず近況なんかからいってみますか?
(辰)最近、入院したり手術したりする友人が多くて、毎日机に向かってマンガを描けることの幸福をしみじみと感じてるよ。
(ま)おっ、殊勝な心がけですね。
(辰)ウム、人生に限りはあるから、これからこの世を去るまでに新作マンガがどのくらい描けるのかなんて思ったりすることもあるよ。
(ま)そ、そうなんですね、
(辰)年に1巻かきおろしシリーズの連作ひとこまマンガ集『ユキウシ』の構想があと30巻分くらいはあるんだが…。
(ま)たぶん完結は無理ではないかと…。
(辰)じゃっ、新年の初仕事として、東スポのチンタマ君の原稿を描くからこのへんで失礼!
(ま)は、はい。今年もヨロシク…。

(注)
この対談は2016年1月1日に公開のはずでしたが、諸般の都合で2016年9月5日公開となりました。それは9月4日の夜のこと、散らかしっぱなしのMacのデスクトップを整理しようと、なんだかよくわからないファイルの中身を確認していた時のことです。ふと開いたテキストファイルがこの「新春放談2016」でした。年末年始は年賀状も出せないほどアレヤコレヤいろいろあったりして、ついうっかりアップし忘れたものと思われます。例によってたいした内容ではないので、このまま放っておいてもよかったのですが、まァ新年の縁起物ですから、ずいぶんと遅くなってしまいましたが、ここに公開いたします。2017年はちゃんとやります!


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